2011年09月29日

万理一空

 トシです。 4年ぶりに日本人大関の誕生です。 琴奨菊関の大関昇進が決定し、恒例の

伝達式とそれに応える口上が行われました。 情勢がわかっており琴奨菊関が「四字熟語

辞典」を手に口上の台詞を考えていたので、今の世相や心境をからめて何か面白いことを

言ってくれるのではないかと期待していました。 そしたら全然聞いたことのない四字熟語

で足元をすくわれました。 琴奨菊の口上は「謹んでお受けいたします。大関の地位を汚さ

ぬよう、万理一空(ばんりいっくう)の境地を求めて日々努力、精進いたします」でした。

 「ばんりいっくう」って耳で聴いたら「万里一空」かと思いますよね。 「どこまで行って

も同じ空の下」という意味なら「里」の方がぴったりくる感じがしますが、正しくは「理」

なんですね。 「万理一空」は、剣豪宮本武蔵の兵法書の言葉で、「すべての理(ことわり)

は一つの空につながっていく。どんな努力も目指す先は一つ。努力の先に光がある」という

意味だそうです。 なんか希望がわいてくるような気がします。 言葉できれいごとを

言っているよりも、琴奨菊の土俵際で相手を絶対に逃がさないぞ、という気迫のこもった

「がぶり寄り」に真っ直ぐな気持ちを感じ、久々に相撲を応援したくなりました。 琴奨菊

は顔立ちが優しいのですが、土俵の中でだけは鬼になって、優勝そして日本人横綱へと

「がぶり寄り」して行ってほしいです。 では、 また次回。 



四字熟語活用辞典―言いたい内容から逆引きできる
逆引き辞典って便利です、特に四字熟語やことわざには。


力士がカワイク見えてきます。


posted by トシ at 00:04| Comment(0) | スポーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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