柔道男子95kg超級で、二大会連続で優勝した斉藤仁氏が、1月20日深夜
に大阪府内の病院で亡くなりました。 二年前から胆管がんの治療をしていて、
昨年夏から病状が悪くなっていたそうです。 54歳の若さでした。
現役時代はオリンピックでの活躍、全日本選手権での山下泰裕選手との名勝負
など、印象に強く残る選手でした。 現役引退後は、母校国士舘大学教授となり、
2004年アテネ五輪、2008年北京五輪で日本男子選手団監督を務めました。
その後、全日本柔道連盟の強化委員長となり、2013年には女子日本代表指導
者のパワーハラスメント問題に対処し、体制の改善にあたっていました。
残念です。
(2015/1/20)
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